野菜くずを堆肥に！堆肥からシャワールーム？！
青果仕入れ担当による堆肥プロジェクトブログ！
堆肥熱のシャワールームを夢みて
2021-07-09
野菜くずとチップの山とにらめっこ
５月上旬からスタートした、実際に会社から出る野菜くずと木のチップを混ぜ合わせた山を観察しています。
今は、一週間ごとに切り返し（上下を入れ替えて空気を入れる作業）を行い、日数の経過とともにどのように変化していくかを観察している段階です。
まだまだ手探りの日々・・・
一ヶ月経過時点で山の内部の温度が65度前後まで上がり、少しかき混ぜると湯気が出てくる状態になりました。
その様子を見ていると、正しい方向に進んでいるようだ、と少し安心しますが、経験が無いのでどのように判断して良いのか分からない、というのが正直なところです。
何が良くて何が悪い状態なのか、資料を色々見ながら、堆肥の様子をじっくり見極めています。
堆肥小屋完成！
ある程度外に置いたら、それを雨風の当たらないところにしまって、3～4か月熟成する必要があり、そのための堆肥小屋が6月に完成しました！
ただ、小屋に移すタイミングが分からず、悩んでいるところです。
実際に堆肥を作られている方やお話を聞いている方も「経験」や「カン」といった感性の部分で作業されている方が多く、はっきりした目安がないのが現状です・・・。
完成への道のりは険しい
今の山を試しに小屋に入れて熟成させてみて、その結果次第でまたやり方を改良していこうと考えています。
野菜くずと木のチップの配合比、切り返しの頻度、小屋に移すタイミングなど、一つ一つ試行錯誤して最適条件を見つけていきたいと思います。
夢は広がる！
また、社長とは「堆肥熱を使って温室栽培をできないか」という話もしています。
いつかクリハラブランドのコーヒー豆を作る日が来るかもしれません。
それとも、堆肥熱のシャワールームができないかなど・・・
夢が広がっています。
