野菜くずを堆肥に！堆肥からシャワールーム？！
青果仕入れ担当による堆肥プロジェクトブログ！
立ちはだかる壁
2022-10-10
水を温める実験は上手くいかず
堆肥を置いているコンクリートの下に水流のパイプを這わせて、堆肥熱によって水を温められるかどうかの実験を行いました。
多少の水温上昇は確認できたものの、思い描いていた結果とは程遠く・・・。
さらに実験を行った時期が春先だったため、外気温の影響を受けてしまいました。本来であれば、最も寒い時期である１月か２月にテストをしなければなりませんでした。
コンクリートの上では熱が奪われる！？
ベニヤ板の上で堆肥を作ると温度は、70℃以上まで上がることが分かっています。
しかし、コンクリートの上では、60℃程度しか上がりません。コンクリートに熱をとられてしまうのかもしれません。
これもやり方を変えて、もう一度テストをしてみないといけない課題です。
大きな壁が立ちふさがる現状
実験の結果から多くの問題が浮き彫りになりました。
冬に再度テストを行う予定ですが、そこで思うような結果が出なければ、堆肥熱利用のしくみを根本から見直さなければならないでしょう。
堆肥から十分な熱が出ることは分かっているので、そこからどのように熱源として使用できるのか、もう少し試行錯誤しなければいけません。
今は真冬に行う、再実験まで一時中断しています。
